グライダーとは?
グライダーとは下の図のような発動機のない飛行機です。滑空機とも呼ばれています。三角形の布がついているハンググライダーではありません。
一人で乗る単座、二人で乗る複座があり、初めは複座で教官と練習をします。ランセンスを取得後は単座に乗って大会に出場します。
このグライダーは動力がついている飛行機とは違い、グライダー自身では高度を上げることができません。
Alexander Schleicher ASK21 (JA21MA)
どうやって離陸するの?
では動力がないのにどのように飛ぶのか。
グライダーは曳航機と呼ばれる飛行機あるいはウインチという曳航装置で高度を獲得します。
曳航機
ウインチ(真ん中)
明治大学ではウインチを使用しています。ウインチとグライダーをスカイロープというロープでつなぎ、ウインチがロープを高速で巻き取ることによってグライダーが浮き上がり、高度約300mまで上がります。凧揚げの強化バージョンです。
曳航中のウインチ(SKY LAUNCH)
どれくらい長く飛べるの?
グライダーは、上昇気流(サーマル)によって高度をさらに獲得することができます。私たちはそのサーマルの有無のことを条件と呼んでいます。
条件は、その日の天気、季節によって異なります。5時間飛んでいた人もいました。
条件がない日だと、滑空するのみなので5分程度です。
グライダーの中(900m上空)
Glaser-Dirks DG101G(JA2377)
いつ練習するの?
基本的に金曜日の授業が終わってから、泊まり込みで土日に活動しています。
成績が心配の人は安心してください。テスト一ヶ月前(7月、1月)は活動は基本的にありません。この期間に集中して単位を取りましょう!